今回のテーマは「読者の悩みを考える」です。
読者の悩み?記事と関係あるんですか?
Webの記事は、原則的にすべて読者の悩みを解決することを目的に作られています。
読者は「何かしらの調べもの」をするためGoogle検索を行います。
つまり、Webの記事は書くためには、読者の悩みを理解するところから始めなければならないということです。
今回は「読者の悩みを考える」について解説します。
読者の悩みを考える
「カレー 作り方」のキーワードを例にして「読者の悩み」の考え方を紹介します。
①キーワードから悩みを考える
まずはターゲットとなる読者を設定しましょう。
読者の設定方法はこちらの記事で紹介しています。
読者を「ひとり暮らしの男子大学生」と設定したとします。
この大学生が「カレー 作り方」を検索したときに、何を考えているか想像してみましょう。
- 自炊でもしてみようかな
- 料理ってしたことないんだよな…
- 自炊と言えばやっぱカレーだよね
なんとなく料理初心者のこんな若者の姿が浮かんできませんか?
- カレーの具って何が入ってたっけ?
- 包丁ってどう使うの?
- 煮るの?それとも焼くの?
こんな心の声(悩み)も聞こえてきそうですね。
「読者の悩み」を考えることができれば、あとはその解決策を提示するだけ。
- 食材の切り方
- 炒める、煮るの手順
- 弱火・強火の使い分け
読者の悩みがわかれば、あとはその答えを書いてあげればいいってことですね。
②読者の隠れた欲求を考える
もう一歩踏み込んで、読者の隠れた欲求を考えてみましょう。
隠れた欲求って何ですか?
「カレー 作り方」を検索する男子大学生には、実は次のような隠れた欲求が隠れているかもしれません。
- 自炊して食費を浮かせたい
- 料理男子になってモテたい
このような隠れた欲求を先回りして、
- 「1円でも安くカレーを作る方法」
- 「女子うけ抜群のおしゃれスパイスの選び方」
といった内容を追加すると「そうそう、俺が本当に知りたかったのはこれだよ!」と感激するかもしれません。
このように「カレー 作り方」を検索する読者は、ただ単にカレーの作り方を知りたいとは限りません。
その先にある隠れた欲求(節約したいとか、モテたいとか)を追加することで、オリジナリティが生まれ、価値のある記事が書けるようになります。
まとめ
「読者の悩みを考える」について紹介しました。
文章を書くときは「読者を設定し、読者の悩みを考える」ことを意識しましょう。
悩みがわかれば後は簡単、解決策を提示するだけでOK。
あなたも記事を書くときは、読者の悩みを考えてみましょう。